Workforce of the FutureJuly 27, 2020

新卒社員のJob Rotation Program紹介: Liam編

新卒社員は1年の研修期間内にいくつかのプロジェクトに参加し、実務を経験しながらスキルを身につけることができます。
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Avatar ダッソー・システムズ株式会社

ダッソー・システムズでは、新卒社員の成長をサポートするだけではなく、職種理解を深めるために「Job Rotation Program」を取り入れています。新卒社員は一年の新入社員研修期間内に、いくつかのビジネスプロジェクトに参加し、実務を経験しながら業務知識を学び、スキルを身につけることができます。今回は2019年度に新卒で入社したLiamさんにインタビューしてみました。

―これまでいくつのビジネスプロジェクトに参加しましたか。どんなプロジェクトで何をしましたか。今の所属部門、所在地や研修内容を教えてください。

私はOJT期間に2つのビジネスプロジェクトに参加しました。最初の3か月は、インダストリーコンサルタントチームのプロジェクトに参加し、エグゼクティブセンターでお客様に向けてプレゼンテーションを行いました。エグゼクティブセンターは、ダッソー・システムズの歴史、ビジネス、製品についてさらに理解を深めてもらうための施設です。私に最初に割り当てられたシナリオは、CPG(消費財)業界の高レベル顧客に、3DEXPERIENCEプラットフォームを活用し、蒸気および節水機を設計した洗濯機のブランドについての紹介です。初めてこのようなプレゼンテーションを自身で企画し、さまざまなランニングビデオと見たり説明したりすることができ、とても貴重な経験でした。プレゼンテーションのロールプレイゲストとして参加したマネージャーや同僚から多くのフィードバックをもらい、すごく助けてもらいました。

2番目のタスクは、ある製品のプレゼンテーションのスクリプトを作成することです。その製品は、3DEXPERIENCEプラットフォームによって設計と機能が強化されています。私は製品の技術的な側面についてほとんど知識を持っていなかったので、この挑戦​​は厳しいものでしたが、同僚と一緒にチームごとで作業し、色々なアドバイスをしてくれた先輩コンサルタントとの数回のミーティングの後にスクリプトを完成させ、とてもエキサイティングな経験でした。私の最後のタスクは、もう一度、IE(インダストリアル・エンジニアリング)のお客様に掘削機の製品について紹介することです。今回は以前のフィードバックに基づいてより良い仕事をすることを楽しみにしていましたが、COVID-19でプレゼンテーションはキャンセルされ、とても残念でした。この最初のOJTで、 ダッソー・システムズが製品ライフサイクル管理に関して、お客様をどのように支援しているかを理解でき、良い経験だったと思います。

次の3か月間、私はソリューションアーキテクチャチームで、クライアントのマシンに3DEXPERIENCEプラットフォームをインストールする方法を学びました。 COVID-19でオフィスで就業することが難しかったですが、家からすべての仕事をすることができました。コンピュータサイエンスの知識やバックグラウンドがないので、プラットフォームをインストールすることがとても難しかったですが、チームから提供された説明スライドに基づいてようやくインストールできました。エラーが発生したときはいつも、同僚にSkypeで電話をかけたり、メールを送信したりして助けを求めました。5月末にプラットフォームのインストールをやっと終えたとき、とても嬉しかったです。次は、3DUniveristyという社内学習システムでソリューションアーキテクチャの修了証を取得することにより、学びを深めたいです。

―どうしてそのプロジェクトを選びましたか。

OJTのプランがたくさんあるので、最初はどこに行くべきかわかりませんでしたが、それぞれのプロジェクトマネージャーに1対1で相談し、仕事内容のイメージをつかみました。最初のプロジェクトでは、3DEXPERIENCEプラットフォームがPLM(製品ライフサイクル管理)のさまざまなフェーズを通じて企業をサポートする方法やダッソー・システムズのビジネスの全体像を把握したかったため、このプロジェクトを選択しました。 2番目のプロジェクトでは、これまでに経験したことがないコーディング関連のタスクを選び、自分自身に挑戦しました。

―プロジェクトでは、誰からどんな指導を受けていますか。

エグゼクティブセンターのプレゼンテーションプロジェクトでは、プロジェクトマネージャーや同僚から多くの指示、ヘルプ、フィードバックを得ました。すべての仕事をリードしてくれる先輩コンサルタントだけでなく、私より数年上の若いコンサルタントからも多くのサポートを得ました。彼らは私に近い視点で、いつも私の疑問点に答えてくれ、スクリプトを手伝ってくれました。

ソリューションアーキテクチャチームで行った2番目のプロジェクトは、在宅勤務だったため、オンラインで指示を受け取りました。このプロジェクトは、細かいことも理解しなければならないため、電子メールやSkypeを介し、先輩や同僚から学習資料や役立つリンクを入手することがよくありました。

―このビジネスプロジェクトに参加中に、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

COVID-19のため、2回目のOJTプロジェクトを開始した日から、自宅で仕事することになりました。新しいチームメンバーに1人も会わず、独自でプラットフォームをインストールするのは非常に難しかったです。説明ガイドラインはありますが、私はそこに書かれている専門用語をほとんど知らなかったので、最初の数週間は、単語を学習するだけに時間を費やしました。また、インストールする時に、エラーが度々発生しました。制御不能になってエラーを解決するのに何日も費やし、あるいはまったく解決することができない場合もありました。2〜3時間かけても自力で解決できそうにないエラーは、デバッグを手伝ってくれた上司や同僚に相談することと決めました。何回も試行錯誤し、エラーをやっと解決できた時は、とてもスッキリしましたね。

―実際のビジネスプロジェクトに参加し、学生時代と変わったところがあれば、教えてください。

自分の仕事にもっと責任を持たなければならないと感じました。タスクをもらってから実際の結果が出るまで、一人で担当しなければなりません。もちろん、私はOJT中に多くの人に助けてもらいましたが、ほとんどの場合、自分が割り当てられた仕事の責任を負う必要があります。これは自分のクリエイティブなやり方で仕事をする絶好のチャンスだと感じました。

―今後の目標を教えてください。

現在は最後のOJTプロジェクトを計画しています。いままでのプロジェクトでは、ダッソー・システムズが関与するビジネスの全体像と、その製品がどのように顧客と完全なエコシステムを構成するかを少し理解できました。それについて、もっと詳しく学習したいと思います。

また、私は製造分野に興味があるので、お客様に柔軟かつ効率的で、持続可能な製造計画を統合するコンサルタントになりたいです。ダッソー・システムズがさまざまな業界で事業を展開しているため、ここでもっと多くのチャレンジができることを信じでいます。

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