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今日の課題は、革新的な設計と製造によって解決され、シミュレーションによって改善されています。
今回はSimulation Governance診断の結果をどのように活用するかを議論します。本来Simulation Governance診断を開発した理由は、そもそもの現状を知ることなしに改善/改革はできないので、弱点を定量的に把握してみるということでした。診断ができたということは、その出発点に立てたということですから、その先のステップを、下図を参照しながら、説明していきましょう。
3DEXPERIENCEプラットフォームを用いてパイプライン周りの渦励起(VIV)といった連成シミュレーションを実行いただけます。流体シミュレーションはFMKロール、非線形構造シミュレーションはSYEロールでご実施いただけます。
熱流体システム設計ではデザイナーやエンジニアが3Dモデルを作成し、それをCAE専任者に渡してCFD (Computational Fluid Dynamics) 解析とシミュレーションを行うのが一般的な流れです。この作業に数ヶ月を要し、その後更に物理的なテストを実施することもあります。Fluid Dynamics Engineerは革新的な設計コンセプトを探求しつつ設計改善のため日常的に熱流体の計算を行うエンジニアを対象としています。
この記事は3DEXPERIENCEプラットフォーム上のシミュレーションと、3DEXPERIENCEプラットフォーム上にあるロール紹介のシリーズのひとつです。今回はFluid Dynamics Engineerロールに焦点を当て、普段から熱流体シミュレーションを行うエンジニアの方に、設計変更をして革新的な設計コンセプトを探求いただくのにお役立ていただければ幸いです。
バッテリーの寿命、耐久性や安全性を向上させるためにシミュレーションがどのように役立つかをご紹介します。
【第10章 Simulation Governance】87 : Simulation Governance診断結果を分析する ダッソー・システムズの工藤です。本コラムでは、84号から連続してSimulation
【第10章 Simulation Governance】86 : Simulation Governance診断で可視化する ダッソー・システムズの工藤です。前回はCAEの着実な業務活用に欠かせないSimulation
ダッソー・システムズが提唱するMODSIM:モデリングとシミュレーションの統合についてご紹介。MODSIMとはモデリングとシミュレーションを単一環境の共通データモデルでシームレスに統合することを指します。これにより、製品開発に関わる仕事を合理化し、分野を横断した協調環境でイノベーションを加速させることが可能となります。
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