2026年5月29日(金)、ダッソー・システムズは有明セントラルタワーホール&カンファレンスにて、「MODSIM x AI Summit Japan 2026」を開催しました。
本イベントは、日本初となる「MODSIM(モドシム、Modeling & Simulation)」とAIの融合に特化したイベントとして開催され、製造業における設計・開発・シミュレーションの変革をテーマに、多くのお客様にご参加いただきました。 会場では、ダッソー・システムズが提唱する3DEXPERIENCE®プラットフォームによる新しいものづくりのアプローチや、AIを活用した設計・解析プロセスの高度化について、基調講演、パネルディスカッション、分科会、展示・ハンズオンなどを通じて幅広くご紹介しました。

基調講演:MODSIMとAIが切り拓く、次世代の製品開発
基調講演では、ダッソー・システムズ株式会社 ソリューション・アーキテクト・シニア・エキスパートの岡部 英幸が登壇し、ダッソー・システムズが提唱する「3D UNIV+RSES(3Dユニバース)」の世界観をご紹介しました。
製品開発や工場運営を経験や勘だけに頼るのではなく、科学的根拠に基づく“産業向け世界モデル”としてバーチャルツイン上に再現し、AIと組み合わせることで、製品開発のあり方そのものが大きく変革していく未来像について語りました。

続くパネルディスカッションでは、SIMULIA Industry Process Expert DirectorのDhiraj NAHAR、CATIA Engineering Consultant Industry Process DirectorのManohar PRABHUの両名が来日。モデレーターをコンサルティング & サービス ソリューション & プロセス コンサルティング ディレクターの高橋直希が務め、ダッソー・システムズが提唱する「MODSIM」について議論しました。
モデリングとシミュレーションを統合するMODSIMが、どのように設計判断を加速し、リソース最適化や開発スピード向上、さらにはビジネス効率最大化につながるのかを、最新のグローバル事例を交えながら紹介しました。

また、お客様事例講演として株式会社本田技術研究所様をお迎えし、「新たな価値を提供するために必要な開発環境とは」をテーマにご講演いただきました。
新価値創出に向けた課題と機会について、シミュレーション活用やナレッジマネジメントの観点から、実践的な取り組みをご紹介いただき、来場者からも大きな関心が寄せられました。
分科会・展示エリアで体感する“実践的MODSIM”
午後からは、約10の分科会を開催。
お客様による活用事例に加え、ダッソー・システムズのエキスパートによる以下のようなテーマのセッションを実施しました。(後ほどご紹介のオンデマンドサイトで、見逃し配信中です)
- CATIA V5で十分、は本当?設計資産とAIが変えるCATIAの次のステージ
- CATIA Engineeringが切り拓く次世代設計の最前線
- フィジカルAIの基盤となるコンセプトエンジニアリング
- シミュレーション自動化とAI活用による探索型設計
- MODSIMによる開発プロセス統合とデータドリブンな性能開発
また、展示エリアでは、ダッソー・システムズおよびパートナー企業によるデモ展示やハンズオンコーナーを展開。来場者の皆さまに、MODSIMとAIの活用をより身近に体験いただきました。
ハンズオンでは、以下のような実践的なユースケースをご紹介しました。
誰でもMODSIM:CAEの専門知識がなくても利用可能なGUIを通じて、形状変更から流体・構造解析までを自動化。Webブラウザ上で簡単に実行・結果確認が可能。
コンセプト設計・パラメータスタディ:柔軟な形状変更やFEMモデル自動生成を活用し、コンセプト段階での設計探索と最適解導出を実現。
ジェネレーティブ・デザイン:トポロジー最適化により、既成概念にとらわれない形状を生成。軽量化と剛性を両立した設計を支援。
Visual Scripting:ローコードによるモデリングで、設計効率と再利用性を大幅向上。
データサイエンス:統合データ可視化による異常検知や、IoTデータを活用したシミュレーション・テスト分析を実演。

MODSIM × AIが切り拓く、製造業の未来
「MODSIM x AI Summit Japan 2026」では、MODSIMとAIの融合がもたらす新たな価値を、日本の製造業が抱える実際の課題にどのように結びつけていくのかを、お客様とともに考える場となりました。
製造業では現在、
- シミュレーション適用領域の拡大
- 試作レス開発
- 品質・試験問題による手戻り削減
- 人材不足
- ノウハウ継承
といった課題への対応が求められています。
ダッソー・システムズは、3DEXPERIENCE®プラットフォームを基盤としたMODSIMとAIの活用により、設計・解析の高度化と高速化を実現し、次世代のものづくりを支援してまいります。
ご参加いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
MODSIMとは?
MODSIMとは、3DEXPERIENCE®プラットフォーム上でモデリングとシミュレーションを統合し、自動更新と設計探索を実現するアプローチです。
AI/機械学習によって生成される膨大なシミュレーションデータを活用することで、設計探索のスピードを向上させ、シミュレーションとエンジニアリングの効率・革新性を飛躍的に高めます。
見逃し配信はこちら
当日ご参加いただけなかった皆さま向けに、見逃し配信もご用意しております。ぜひご覧ください。
▶ 視聴はこちら / Watch here
※一部公開対象外のセッションがございます
