この度、ダッソー・システムズ株式会社とキャップジェミニ株式会社はシステム・インテグレーター提携契約を締結いたしました。両社の親会社が締結しているパートナーシップをさらに広げるものです。
両社は今後、日本国内の両社のお客様に対し、3DEXPERIENCEプラットフォームとその製品を使って飛躍的に高い価値を提供することができるようになります。
9月2日、キャップジェミニ株式会社のデジタルエンジニアリング&マニュファクチュアリングサービス(DEMS)のジャパンヘッドである望月正彦氏、ディレクターの寺田英敏氏をはじめ、同社の役員の方々がダッソー・システムズの東京オフィスを訪問されました。
<画像>
キャップジェミニが2011年、ダッソー・システムズの重要なワールドワイドパートナーとなって以降、このフランスの2社は共にユーロ圏、北米、インドにおいて数々のサクセスストーリーを作り上げてきました。
両社は、日本の顧客に対しても、MBSE(モデルベースシステムズエンジニアリング)、バーチャルツイン、ライフサイエンスやクラウド等の新しい領域において、3DEXPERIENCE プラットフォームを通してサポートを展開したいと願ってきました。
そして今回、その強力なコラボレーションをアジア圏でも展開すべく、キャップジェミニの日本法人であるキャップジェミニ株式会社とダッソー・システムズの日本法人であるダッソー・システムズ株式会社の間でシステム・インテグレーター提携契約の締結がなされることとなりました。
キャップジェミニ アライアンスディレクターのS・モロー氏はこの調印式の後で、「我々のパートナーシップの展開は戦略的です。今回キャップジェミニは日本にクライアントのサポート部隊も立ち上げました。日本においての提携は既に展開済みの中国、インドそしてアジアパシフィック地域でのパートナーシップをさらに発展させるものであり、これより、日本の顧客は卓越した専門集団であるキャップジェミニチームの恩恵を受けることができるようになります」と語りました。
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、モビリティ、ライフサイエンス、ハイテクのような様々な産業界にはもちろんのこと、世界中の都市の持続可能なイノベーションを支援するためのビジネスも展開しています。ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームは、モデリング、シミュレーション、インフォメーション・インテリジェンス、コラボレーションといった領域での多彩な機能を一つのプラットフォーム上に統合しています。当社はこれらの機能を業界ごとの課題に応じたソリューション・エクスペリエンスとして提供しています。
今回のキャップジェミニとの提携は3DEXPERIENCEプラットフォームを、当社とこれまでお付き合いのなかったお客様や業界に紹介できる絶好の機会となります。
コロナ禍をはじめとする難しい環境の中、卓越したテクノロジーとビジネスインテリジェンスの融合は、キャップジェミニとダッソー・システムズにとって、日本のビジネスシーンの中でデジタルトランスフォーメーションを推進する上で今後追い風となる可能性は十分にあると言えるでしょう。