~なぜ3Dエクスペエリエンス オン ザ クラウド?~ 2次元から3次元に
■過去の情報資産も無駄にしない方法ってあるの?2次元からの卒業
私、2次元しか受け入れられないんですよね。
ユイちゃんがアニメ好きなのは僕も知っていますが、そろそろ卒業しましょうよ。
何から卒業するの?アニメから?
いや、2次元から。もう最近はバーチャルリアリティ(VR)とかも出てきて3次元の時代ですよ。まあゲームというか、もっとリアルな人に興味を持ってもらうというか。
セバちゃん、いいじゃないか。そこは趣味の世界なんだし。何か仕事に支障があるわけじゃなし。
それはそうなんですけど。
“2次元”愛は私の個人的なもの。でも、仕事に関しては3次元のほうがいいに決まっているじゃない。
あれ?そんなに簡単に線引きできるもんなんですか?
2次元は個人で楽しむもので、何も万人が受け入れてくれるものではないのは自分でもわかってる。周りの人に何かを理解してもらうには、そりゃ3次元のほうがいいわよ。
例えば設計の仕事をしていると、同じ部内の人間であれば2次元でも伝わるけど、製造現場をはじめ他の部門の人に、そのイメージを正確に伝えるのはとっても大変。そんなときこそ、3次元が生きてくるわけさ。
でも2次元から3次元に変えていくって、結構大変そうな感じですよね。
普通に移行するのは時間もコストもかかって大変なのは間違いない。でも、CATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudを使えば、これまで蓄積してきた2次元CADデータを容易に3次元環境にレイアウトして取り込むことができるんだ。
ええ!?そんなことできるんですか?メリットは理解していても、実際にやるとなると大掛かりなプロジェクトが必要だと勝手に思ってました。
通常だと3次元CADが動くサーバーの環境をサイジングすることから始めなきゃいけないし、過去の資産をどう3次元に展開するのかを考えていく必要がある。でも、CATIA 3DEXPERIENCE on the Cloudを利用すれば、サーバーなどの環境を自前で用意しなくて済むし、2次元データの3次元への展開もさほど難しくないからなぁ。
過去の先輩方が作り上げてきた貴重な資産を、新たな環境でも生かすことができるわけですね。最高じゃないですか!
しかも、部品同士の干渉をチェックするなど、試作品を作る前のシミュレーション機能も充実しているので、後工程での出戻りが発生しにくくなるというのも、このサービスの特徴かな。
確かに干渉問題って早めに解決したいですもんね。距離感って難しいですから。
干渉問題だけに、とってもセンチメンタルな気持ちに…
それって、「干渉=感傷=センチメンタル」という図式ね。
いやー、ツッコミ役としてユイちゃんがいてくれて、とっても助かってます!!本当にありがたい。
結局いいコンビなんだね、二人は。
●スミちゃん
冷静沈着にして物知り、社歴が長く製品知識も詳しい。徳島出身、普段は物静かだが、幼いころから阿波踊りに親しんでおり、祭囃子が聞こえてくると体が勝手に動きだす。年齢はシークレット。
●ユイちゃん
アニメ好きでオタク気質。気持ちは永遠の17歳、気持ちが素直なぶん、ツッコミが厳しい。本音トークを信条にしている。業界動向には精通しているものの、まだ転職して間もないため、製品知識は不足気味。
●セバちゃん
人間より牛が多いフランスの片田舎出身。鋼鉄のメンタルを持ち、得意?のジョークを飛ばしてウケないながらも周りを明るくする。いわゆる“スベり芸”の持ち主。一番の若手。
>> ユイちゃん、セバちゃん、スミちゃんが「3Dエクスペリエンスon the Cloud」を解説しています。こちらも併せて是非ご確認ください。
【バックナンバー】これで丸わかり!?クラウドトレンド座談会~全10回~
第一回:WHY CLOUD 第二回:円滑なコラボレーション 第三回:First PDM 第四回:協調設計 第五回:2次元から3次元に 第六回:設計資産の再利用 第七回:DMU/キネマティクス/コンポジット/パイピング/エレクトリカル 第八回:ジェネレーティブ・デザイン 第九回:設計CAE 第十回:バーチャルリアリティ